宮島歯科

従来の陶材の歯（いわゆる差し歯と言われているもの）は金属に陶材を焼き付けて制作していました。
そのため、金属が光を遮断してしまうため色が浮いたような感じになってしまいます。
実際には、ぱっと見てわからないレベルです。しかし現在ではより審美的に自然感を持たせたいという要望に応えるべくオールセラミックシステムが開発されたわけです。
このオールセラミックシステムは、かぶせる素材に金属を使わないため光透過性に優れ、より天然歯の色合いに近くなると言うメリットがあるわけです。
また、今問題になっている金属アレルギーの患者さんにも使用できます。


術前この方は22歳・女性の方です前歯の色調不良と正中離開（歯と歯の隙間）が気になり来院されました。いつも、歯の色が気になって笑うときもうつむいて笑うようになっているそうです。	器具歯の表面を0.5～0.8mm薄く削り、右のセラミックを歯に接着する事で審美的に改善しました。	術後術後の状態です。上の歯と比べてみてください。


術前 30歳　女性の方です。前歯の間に隙間があり、しかも茶色く変色していて、歯ブラシで磨いても取れず、汚らしく見えて気にしていました。	術前クラウン法（かぶせるタイプ）のオールセラミッククラウンで対処しました。歯並びもそろえて、自然な仕上がりに患者さんも大変満足していました。どの歯がオールセラミックか、わかりますか？答え：上の前歯すべてです。


術前	術後
治療の際に、補綴物（詰め物や被せ物）の色は、周りの天然歯と極力同じ色になるように、患者さんのお口の写真をデジタルカメラで撮影し技工士に送信して、素早くそして正確に調整しています。

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